くるみん
従業員の子育て支援策を実施し、厚生労働大臣から認定を受けた企業が利用できる認定マークの愛称。
2007年4月から、事業主は、従業員の子育て支援のための行動計画を策定・実施し、その結果が一定の要件を満たす場合に、厚生労働大臣の認定が受けられるようになりました。これは、次世代育成支援対策推進法に基づくもので、認定を受けた事業主は次世代認定マーク「くるみん」を以下のものに付することができます。
(1) 商品または役務
(2) 商品、役務または一般事業主の広告
(3) 商品又は役務の取引に用いる書類又は通信
(4) 一般事業主の営業所、事務所その他事業場
(5) インターネットを利用した方法により公衆の閲覧に供する情報
(6) 労働者の募集の用に供する広告又は文書
これにより、企業は、積極的に次世代育成支援に取り組んでいることを対外的にアピールすることができます。
認定を受けるためには、育児支援行動計画を策定し、その旨を都道府県労働局雇用均等室に届け出、その計画で設定した目標を達成し、以下の基準をすべて満たす必要があります。
認定を受けることで、入社志望者が「働きやすい環境」の整っている企業と感じ、応募者の増加につながることが期待されます。300人以下の企業も届出が増えており、今後も増加が期待されています。
投稿者 横浜市 社会保険労務士法人エール | 港北区・新横浜の社労士がマイナンバー対応&労務問題解決 :2008年3月13日