鎌倉です。
先日、私が子どもの頃から親しんだアニメ「機動戦士ガンダム」の実物大の動くガンダムが横浜の山下ふ頭に 登場した!というので、子供たちと観に行きました。
初代ガンダムは私が小学生の頃にスタートしたアニメですが、今も 制作されストーリーは続いています。
小学生の息子は、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)が大好き。昔とは比べ物になら ないほど精巧で芸術的なプラモデルを、コロナ禍に
夫と制作中。ガンダムは世代をつなぐアニメですね。
ストーリーは、宇宙世紀0079年の地球圏を舞台に、少年たちが戦争に巻き込まれる中で、困難を乗り越えて成長して いく宇宙戦争の話
なのですが、主人公アムロが乗っているのが人型戦闘兵器ガンダムというロボットです。
子どもの頃に、本物のガンダムに乗りたい!と憧れたかつての子供たちも、今や40代、50代。この巨大な実物大(全高 18メートル)のロボットを実際に作り、ガンダム40周年記念に、「動かす」という夢のプロジェクトが、横浜の港に登場した ガンダム グローバルチャレンジ YOKOHAMA だということを知りました。
「何の意味があるの?」と思われるかもしれないのですが、現代のロボット技術、建設技術、動力技術を集結し、世界中 からアイデアやプランを募集し、オープンイノベーションを通じて議論され、日本のものづくり技術、分野や世代を超えた知恵と経験が「ガンダム」を通じて融合する というとても壮大な夢の実現なのです。
「未知のこと」
「できるわけない」
「なに馬鹿なこと言ってる」
・・・・でも我々はそれをやってみよう!驚きや感動を!というかつて子供だった大人のロマンなんですよね。
「実物大の動くガンダムを創りたい奴らは、この指と~まれ!」 その“共通言語”に惹かれて多くの企業、技術者が、企業や年代の垣根も越えて、 ひとつのプロジェクトに参画し、OneTeamとなって、新しい世界を創りあげました。
ビジョンに共感し、集まったメンバーが主体的に動き、貢献する新しい働き方・・・・ そこにはこれからの組織の新しい形を見る気がします。
これからの時代、企業は、我が社における”ガンダム“(ビジョン)を掲げ、多様な力を 集結させ、共通言語で語れる組織をつくることが、大事になるに違いありません。
動くガンダムは、心にそのチャレンジを問いかけてくるようです。
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