令和4年3月16日
濃厚接触者に関する考え方の改定
厚生労働省は16日、
同居家族が新型コロナウイルスに感染し濃厚接触者となった場合について、
続けて2回の検査で陰性が確認されれば自宅待機の日数を現行の7日間から4日間に短縮し、
5日目に解除すると発表した。
同様の運用は、介護や保育など社会機能の維持に必要とされる特定の職種に限定していたが、
一般の人に広げる。
濃厚接触者の欠勤などで社会経済活動の維持が難しくなる事態を回避する狙いがある。
厚労省は変異株「オミクロン株」は感染スピードが速いことや、
保健所の業務が逼迫(ひっぱく)していることなども考慮し、
濃厚接触者の扱いについて見直し、16日に自治体に通知した。
感染が広がっている地域では、保健所による濃厚接触者の特定は高齢者施設、
医療機関、家庭内に限定する。
感染対策がとれている一般の事業所については濃厚接触者の特定をせず、
出勤停止など一律の行動制限も求めない。
ただし、感染者と接触した人については高齢者との接触や
感染リスクが高い場所へ行くことを控えるよう求める。
事業所が独自に濃厚接触者と判断することは可能だが、検査する場合は「自費」となる。
学校や保育所の濃厚接触者の特定や行動制限については自治体が判断する。
教員や保育士らは毎日の検査で陰性であれば業務を継続できる。
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出典:内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部
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