鎌倉です。
エールは10月から第19期がスタートしました。
先月、新しい期に向けてリーダーと”1年の振り返りと未来を考える合宿”を行いました。
合宿、といってもコロナ禍で今年は2日間にわけて1日目は民家を1棟借りて、2日目は社内で行いました。
(最近は、空家やスペースを時間貸ししてくれるサービスも増えていますので、未来について話すのなら、
会議室よりも日常を離れて、環境を変えて、日常ではない場所でやるのはおススメです。)
今月月初はこれを全員で共有する時間をとります。
新型コロナウイルスによって事業環境が激変する中で、これまでの延長線上はなく、
5年早まった、というよりフェーズが変わった印象です。
お客様の個々の事情や課題も様々であり、経営では合併や事業譲渡等の場面も増えており、
また仕事の変化が早くなっていることも関係し、ハラスメントや精神疾患のご相談等々、
今まで以上に求められるものは大きくなっているのを感じます。エールでは5年単位に計画をたてますが、
ちょうど次の5年を見直す年にあたります。
コロナ禍で緊急性の高い案件に多くあたってきたこの1年を振り返りながら、VUCA時代(先行き不透明で
予測が困難な時代)といわれるこれから、多様化・複雑化するお客様の期待にどう応えていくのか、未来を
どう考えるのか、走り続ける中で手が付けられなかったり遅れていることは何か、その中で優先課題は何か
それらをリーダーといったん整理して立ち止まり、考える時間をとりました。
メンバーが増える中で十分に対話できていたか、事務所全体の仕事のスピードや質への改善点、本質的な課題に
あたれていたのか、等々反省もありました。
「中小企業の経営を“人”の側面から支援する“伴走者”という存在を目指す」
今期は、お客様をしっかりご支援できるよう
①メンバーの強化、成長と貢献の範囲を広げる組織づくり
②事務所のベースとなる基本部分を見直し、社内業務改革・体制整備により効率化をはかり、事務所全体の質を上げる
③スピードのある取り組みと情報発信とチャレンジの3本の柱をたてて取り組んでまいります。
前にも会社=Companyの語源について聞いた話を書いたことがありますが、
古期フランス語 compaignon(仲間)→com-(一緒に)+panis(パン)→peh-(養う)が語源だそうです。
一緒にパンを食べる仲間。結束して共有、協力し合って働く。
カンパニーとしてもっとも大切なことは志を一緒に共有すること・・・・
働く会社・組織がCompany語源のように結束し、協力しあって働けたら、中小企業の強さになる。
ここから次の5年に向かいます!
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